知ってびっくり!実は日本発祥の企業
インターネットやテレビ、普段使っている製品でみる企業名やロゴ。どの国の企業であるかを意識しないことも多くなった気がします。後から、「えっ?これメイド・イン・ジャパン?」とびっくりすることがしばしばあります。当たり前のように使っているものでも、知らないことがまだまだ多いようです。
●これ日本の会社だったの?
ジーンズメーカーとして有名な「EDWIN(エドウィン)」。商品や名前の感じから、てっきりアメリカの会社だと思っていたら、創業は戦後米軍払い下げ衣料品の卸しをはじめた常見米八商店という日本の会社。社名の由来は、ジーンズの生地である「DENIM」のアルファベットを並べ替え、「江戸(Ed)が勝つ(Win)」にかけてMを上下にひっくり返したともいわれています。
社名やロゴは英語という会社も多くなって、日本なのか海外の企業なのかますますわからなくなりました。
バックやジュエリーの「サマンサ・タバサ」も実は日本の会社。海外ブランドを思わせるセレブを起用した広告戦略で、女性に人気のファッションブランドに成長。天体望遠鏡の「Vixen(ビクセン)」は、サンタクロースのそりをひっぱるトナカイの名前「幸せの使者」から名付けられたものですが、国内トップシェアで世界的知名度も高い日本企業です。 アウトドアメーカーのモンベルも海外のブランドのようですが、大阪を発祥とする日本の企業。1975年、辰野勇氏が2人の仲間と共に世界で愛されるアウトドアメーカーを目指して設立、現在は海外にもグループ会社を持つグローバル企業へと成長しました。
●日本が世界に誇るべき発明
知って驚くのは、名前とのギャップだけではありません。あまりにも普段当たり前に目にしているものもあります。現在は一般社団法人となっている「安全交通試験研究センター」。日本人なら誰もが知っている歩道や駅などに設置された「点字ブロック(視覚障害者誘導用ブロック)」を開発したメーカーです。点字ブロックも日本人が開発した世界に誇るべきメイド・イン・ジャパンの製品なのです。点字ブロックのある風景は、日本人にとっては当たり前だけれど外国人が日本に来て不思議に思うもののひとつだとか。バリアフリーについては、海外の方が進んでいそうですが、実は日本から海外へと広まっていったものなのです。そして、私たちが当たり前だと思っている風景の中には、日本人だけでなく世界中のさまざまな人々のアイディアが、まだまだたくさんつまっています。ぜひ、私たちが知らないあなたの国でつくられたもの、教えてください!
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